マヒワだけど鹿野

実は、妊娠を計画している女性に向けて、厚生労働省によって、栄養摂取が推奨されています。
妊娠初期の、細胞分裂が活発な時期に適切に栄養が補給されないと、神経管閉鎖障害など、重大な障害を引き起こす危険性があります。もちろん、栄養を摂取したら確実に発症を回避できるのかと言うとそうではありません。ですが、可能な限りそのリスクを低減するために、ベビ待ち中から妊娠3か月の期間、日常的な食事以外に、栄養補助食品を活用しながら、1日400μg(0.4mg)を目安に栄養を補給することが、厚生労働省により推奨されています。不妊かなと思ったときには、まずは基礎体温計を購入することをおすすめします。平均体温と基礎体温は違います。
基礎体温を見ると体内のホルモンバランスの変化や状態が分かり、不妊治療の大事なきっかけになるのです。

さて、基礎体温表を作るにあたっては、経過をみるために「毎日」、活動量の影響を受けない「起床時すぐ」に測るという決まりがあるので、きちんと守っていくことが大切です。
もし旅行などで飛ばしても、できる日から再開しましょう。栄養には、胎児の正常な発達をサポートをする働きがありますので、栄養が不足しがちな妊娠前から妊娠初期は、サプリメントでの栄養摂取が良いでしょう。



サプリによる補給はお手軽ですが、飲むタイミングによっては思わぬ副作用を発症することもありますから、注意が必要です。


栄養サプリメントの効率的な摂取のためには、食事の後、30分以内にサプリを飲むようにするのが良いでしょう。食事で得られる栄養素と相互作用することで、栄養の効率的な働きを促すことが出来ます。

では、空腹時に栄養サプリを飲んではいけないのでしょうか。


胃に何も入っていない状態で栄養サプリを飲むと、食欲不振や吐き気などの、胃の不快症状を訴える方もいるので、必ず胃に何か入った状態でサプリを摂取してください。妊娠する可能性がある方や、妊娠初期のお母さんさんは日ごろの食事に気を付けていただきたいことはもちろん、それに加えて栄養を補給することを正式に厚生労働省が推奨しています。

栄養の適切な摂取は、ベビちゃんが神経管閉鎖障害などの先天的な障害を負うリスクを低減してくれるという話があるのです。



もちろん、サプリメントで補給するという手もありますが、その時はベビちゃんのためにも、自然なものを摂りいれたいという方も多いでしょう。ですから添加物や化学合成ビタミンが入っていないサプリメントを選ぶことがポイントです。
不妊体質を改善するために、食生活を見なおしてみるのは大事でしょう。精子卵子は、パパ・ママの栄養をベースにして作られるのですから、食生活が劣悪だと活発な卵子精子は望めません。

妊娠しやすさのためには夫妻そろって偏らない、健全な食生活を心がけ、ストレスをあまりためないようにしましょう。